台風15号一過の猪高緑地
- 加藤 誓(ちかい)

- 9月8日
- 読了時間: 2分

令和7年の7~8月は酷暑で雨の少ない厳しい日が続いた。
9月5日台風15号が名古屋を通過した。久しぶりの雨であった。
翌日、台風一過で晴天であったが、10時で33度と相変らずの猛暑 日であった。 名東区自然散策会は来週開催されるが、その日高針学区ホーム ページ設立委員会があるため参加でき

ず、猪高緑地ひとり散策会と 勝手に称して出掛けることにした。
昨日は結構の雨だったが、緑地の小径は湿っている程度でぬかるみ はなかった。
散策会ではいつも長袖を着ているが、うっかり半袖で来てしまい、 やぶ蚊に刺されるのを心配したが、酷暑、日照りの所為でやぶ蚊が少なくて助かった。
ヒグラシがカナカナカナ・・と弱弱しく鳴いていて、ほんの少しだけ秋の訪れ?を汗を拭きながら感じ た。
塚の杁池にはスイレンの紅白の花が咲き乱れていた。野鳥は見られなかった。
昨年は色んなキノコがたくさん見られたが、今年はマンネンタケだけで、枯れ木にも
キノコは生えて いなかった。
楽しみにしていたツリガネニンジンはまだ、花を咲かせていなかった。
日陰の植物はミズヒキ、ギンミズヒキ、ヌスビトハギ、ヤマミョウガ、イノコヅチ、など昨年とほぼ同じ様な 状態であった。
日当りの植物はアレチヌスビトハギ、ヒレタゴボウ、ミソハギ、クサネム、メリケン
ムグラ、アザミ、クズの 花などは、まだ夏の状態というか、少し花の生育が遅い様に感じた。
3年前の散策では、ヒガンバナが咲いている写真があったが、今年は、猪高緑地だけでなく、あちこち でもまだ咲いていない。
つる植物のアオツヅラフジの実や樹木であるヤマハゼの実、クサギの花と実、アオキの実、なども昨年 より実の生育が遅い様である。
昆虫の観察では、アレチハナガサの蜜を吸うナミアゲハと、樹液を吸うルリタテハとサトキマダラヒカゲ を写真に収めることが出来た。
「令和の米騒動」がまだ収まらず、この猛暑と日照りで新米の出来が気に掛かるが、井堀の棚田のイネ の出来を見ると昨年より、やはり遅い様で心配である。
但し、私は糖尿病でヘモグロビンA1cが8.0と高くお米を食すのを極力控えている身ではあるが!





コメント