カラオケ
- 加藤 誓(ちかい)

- 8月23日
- 読了時間: 3分

令和7年3月13日(木)18:00~20:30愛知県芸術劇場での 「五木ひろし&坂本冬美 ベストカップルコンサート」に女房と出かけた。
ショウは素晴らしく2時間30分休憩なく、ぶっ続けで進行した。
私達の席は前の方で、良く観えた。
一番前の席は、それぞれの歌手のフアンクラブ会員の方と思うが、 ペンライトを、皆同じように曲に合わせて左右に振っていた。
後日、女房が「五木ひろし60周年記念Best Songs」のCDを 友人から「ご主人に!」ともらってきた。
その友人は、五木ひろしフアンクラブ会員で、名古屋公演でも、会場の最前列でペンラ イトを振っていたひとりで、何組かのCDの購入を引き受ける立場にあるとのこと。
実は、テンポの良いホップ調の五木ひろし氏の歌は、調子に乗れず遅れ気味で、カラオ ケでは、私には歌えない歌手のひとりであった。
ところが、女房に連れられて今回のコンサートに行き、生の五木リズムを何度も聞き 「はぁ、こんなリズムなんだ!」と少しだが身体で感ずることが出来た。
この機会を逃さないようにと、頂いたCD5枚を自分の寝室にあるミニCDコンポで 何度も何度も、聞くようにした。
いつしか、何曲かが歌詞は正確でないものの、リズムと音程が頭の中で聞こえるように なった。いわゆる、睡眠学習みたいなものである。
5月第4木曜日老人会カラオケ同好会で偶々、部屋独りの時間があり、「よこはま・たそ がれ」と「長崎から船に乗って」を練習した。
何とか、様になったと思ったので、翌月のカラオケ同好会の時は、皆の前で、歌ってみ た。少しだが、なんとか歌えそうだと感じた。
今までの持ち歌も、五木ひろしのホップ調のお陰か、リズム感が良くなってきた気がして きた。
これは良い兆候と、寝室で音量を上げ歌うようになった。
突然、「ちょっと!ボリュウーム下げて⤴!時間を考えて⤴!」女房のお叱りの声。
その頃、9月17日に催す老人会の長島温泉旅行「伊東ゆかりショウ」の車内資料を作っ ていた。 パソコンで「小指の想い出・恋のしずく」の歌詞を探していた時、YouTubeで歌を聞い たり、カラオケも出来ることに気が付いた。
五木ひろしの歌もコンポでの音量でなく、パソコンの音量で声もつぶやくように練習す るようになり、お叱りもなくなった。
伊東ゆかりの代表曲のひとつ「誰も知らない」も以前であればリズムについて行けなか ったと思うが、五木ひろしリズムのお陰か、練習すれば何とかなりそうである。
今後が楽しくなったと思ったが、これが大きな間違いであることに気が付いた。
カラオケを何回も何回も練習して慣れてくると、知らず知らずの内に音程をはじめ、
リズムも段々と自己流になって行くのである。
また、自信がなくなって、歌手の歌を聞き直すことを始めた。
やはり、素人は素人。プロはさすがである。
一旦付いた自己流を直すのは、初めて覚える時より、難しいのである。中々直らない。 とうとう、諦めることにした!
「プロではないし、自分で楽しければ!森繁久彌調もありと!」



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