令和8年1月の牧野ヶ池緑地散策会
- 加藤 誓(ちかい)

- 1月21日
- 読了時間: 2分

令和8年1月17日朝、31年前の阪神淡路大震災の犠牲者に黙とう をし、新聞を読む。
世界情勢の記事は相変わらす殺伐とし、日本も 突然の衆議院議員選挙で関係者の大慌ての様子が載っていた。 孫の共通テストの日でもあり、何となく落ち着かぬ心寒い朝を迎え たが、今日は楽しみにしていた「牧野ヶ池緑地自然散策会」が催され る日で、気持ちを切り替え出掛けることにした。
1月にしては暖かく、穏やかな日差しの中散策会が始まった。参加者は昨年の倍以上の 47名であった。20数名の「バードウオッチングの会」も同じ場所で集合しており、賑やか であった。
先ずは、実、種子の方から紹介。赤い実は冬には特に目立つ。 センリョウ、マンリョウとソヨゴの実、そして、しもやけに効くサネカズラ(葉や茎からの粘 液は、整髪料に用いたので別名ビナンカズラ:美男葛とも言う)を見つけた。
逆に目立たない白い実を付けたシロシキブ(ムラサキシキブの白実品種)を見つけた。 黄色い実は、イヌビワ、ヘクソカズラ、そして珍しいカラスウリである。 カラスウリの実はもう少し赤いのであるが、冬になると黄色っぽくなるようだ。この果実 の液も、しもやけに効く。最近は、温暖化や防寒設備、用具の発達で殆ど「しもやけ」の病 名を聞いたことがない。幼少の頃の懐かしい言葉である。
クスノキの下に黒い実が沢山落ちていた。上を見ると実がまだ付いていた。近くで、鳥 が飛んでいた。恐らくこのクスノキの実が好物なのだろう。
ユリノキとトウカエデの種子が付いた樹木を撮影した。木の下に落ちている種子も観察 した。
ところで、この散策会の目玉である牧ノ池の水鳥であるが、令和2年には池のあちこち に色んな種類の水鳥が群れをなしていたし、昨年は少なかったものの、カワウの日向ぼっ こやカルガモの群れなどを見ることができたのに、今年は何故か殆どいない。
肉眼では詳しく見えない向こう岸に数羽の水鳥がいた。カメラを望遠にしてやっとマガ モの雄雌とオオバンを撮った。その他、ホシハジロ、ヨシガモ(確認はできない。マガモか も?)と思われる鳥を撮影した。
帰り道で、虫に食われて葉脈だけ残った葉を見つけた。こんな食べ方をする虫は何だろ うかと、帰ってから調べてみた。アメリカシロヒトリという虫とのこと。
何となく、アメリカの「赤帽子ヒトリ」を想像してしまった。
世の中がこんな姿には、なってほしくはない。
厳しい冬の環境でも立派に花咲くサザンカに願いを込め、散策会の報告とする。





コメント