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カートリッジ


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 衣替えのためクローゼットの中を整理していたら、 退職記念の万年筆が出てきた。黒と青のインクカートリッジ 式で未使用であった。万年筆の字は魅力的で味があるが、 残念なことに私は字が上手くなく手紙、

はがきはワープロで それ以外はボールペン・シャープペンシルを使用するので、 未使用のまま置いてあったのだろう。 カートリッジ方式は黒と青の入れ替えや、手も汚れず補充が簡単に出来る便利なものだ。

 話は変わるが、ウクライナ侵攻でガソリン価格がさらに高騰し、地球温暖化防止策や SDGs(持続可能な開発目標)のこともあり、EV(電気車両)への注目度が急上昇中で

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ある。 従来の自動車のエンジンには、専門的な技術の

集積が必要で 限られた自動車会社のみでの生産であったが、EV の動力はモーターとバッテリーで、車体と足回りの技術以外は、他産業 でも十分生産可能である。

ソニーも参入したとのこと。

EV での問題点は殆どがバッテリーで、蓄積の高容量化、 軽量化、蓄電時間の短縮化でこれらの研究には、                                               自動車産業のみならず、日立、東芝、三菱重工、川崎重工、ナショナルはもとより化学業界などを含め他産業が世界の企業としのぎを削っているところであろう。

是非とも日本産業には、頑張ってもらいたいものだ。

 ところで、EV の普及には急速充電できないことがネックとなっている。

万年筆を見て、「カートリッジ・バッテリー」を思い付いた。

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ガソリンスタンドは危険物取扱 者資格・設備がいるが、

バッテリー交換はどこでもよい。 もし、「カートリッジ・バッテリー」が開発されたなら、「牛丼家」や

「回転寿司」の駐車場の片隅で交換販売所が できるかも。

前もって 100%充電バッテリーを用意し、 20%バッテリーと交換し、その差を料金とするのである。

バッテリーの年式も当然価格に反映されている。

交換しない基礎バッテリーが車の最下部にあり、その上にカートリッジ・バッテリーが

ある。 形状は、車体の下部に収められるように長方形の平たい板状である。

また、それの大きさや規格が数段階決められて、世界規格競争があるであろうが、

どのメーカーの EV にも共通である。

価格は販売店規制がなく、ガソリンのような税もなく安くなるはずである。

但し、役人が「バッテリー税など新たな税の導入」をしないという前提ではあるが。

「カートリッジ・バッテリー」は誰かが、既に考えていることであろうが、まだニュース にはなっていない。


面白半分に推理をしてみたが、私の自家用車は恐らく、「EV でバッテリー交換すること」 もなく、燃費の悪い「地球温暖化進行車」のままで終わるであろう。

 
 
 

1件のコメント


yama
2022年4月07日

カートリッジ式、いいですね。どうしてまだ存在しないんでしょうか。メーカーの方が頑張ってらっしゃる最中なのかもしれません。ジェネリックカートリッジが出回らないようにできたら先発メーカーも報われますね。

個人的には、春はいつも憂うつなので「やる気」もカートリッジ式にしたいです。頻繁に交換が必要ですが……。

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