健康本
- 加藤 誓(ちかい)

- 2022年4月3日
- 読了時間: 2分

今日の朝刊の一面の下方 に 本の広告が出ていた。
本の題は「癌に向き合って」「脊柱管狭窄症は改善した」
「ここまで来た膝関節症の治療」 「健全な睡眠を取りましょう」。
これらの疾患は、高齢者の結構多くの方が悩まされ、そして中々よくならない疾患である。
私は買ったことがないので、本の内容は知らないが推定はできる。
本の内容を推定してみることにした。
最初に、それらの疾患の患者 の統計 分布、つまり、年齢別、男女別、国別などで、棒グラフや円グラフで表し「日本人に多く、高齢と共に多くなり、
特に女性に多い傾向がある。 「悩んでいる人はあなただけではない。」と文が続く。
その原因は、不明だがこんな人に多い傾向がある。
あなたも、 色々な 医療機関で診察してもらい、治療を 試したがよくならなくて辛い毎日のこと だった でしょう。

一般的にはこんな治療法で、こんな治療薬です。
その進行度Ⅰ~Ⅳの症状と治療法・治療薬の表が掲載。
数人の困った 経験談が載っている。
ここからが、本題に入る。
怪しげな漢方もどきの民間 薬や、体操もどきの治療法 など。
少しはマシだが、インターネットからの引用で全国の 有名な 医療 施設や専門医の一覧表が掲載。

「病は気から」の如く 考え方で楽になり、 それによって免疫力を高める何とかというカタカナの物質が上昇する。そこで、「 飽くまでも個人の感想であるが 」 と付記して 、「私は、こんなに良くなった。」の文章が続く。
そして「その結果、今まで辛くて可愛い孫と遊べなっかたが、それが出来るようになり、私のこれからの人生がバラ色になった。 」などの飛躍した文章が続く。
作者は医療ジャーナリスト誰の太郎兵衛 、監修 は 何々 医学博士(医学部卒でもなく、
医師免許もなしだが、医学博士ではある)
本の値段は、お手頃な、1,200円~2,300円である。
このエッセイを読まれた方、どうか買って読んで下さい。
私の推定がどれだけ合っているかをご検証下さい。 結構面白いかも。



J病院の○○ドクターは、メディアでも著書でも同じ事ばかり言っていて、まさしくこのような感じです。
こういう本を読む人がいるから、書く人がいるんですね。
あ、読んじゃいました、しまった!